ペットの健康診断は若く元気なころから受けることがとても大切です。
「元気だから健康診断は必要ない」「まだ若いからやらなくていいか」とお考えではありませんか?
この記事では愛犬、愛猫の健康診断の必要性について現役の動物看護師であるこみもが解説します。
受けるか迷っている方は是非参考にしてくださいね。
健康診断は必要?3つのメリット
健康診断には多くのメリットがあり、ぜひ積極的にうけてほしい検査です。
特に動物たちは体調不良を隠すことが非常に多いので、定期的にうけることをおすすめします。
「病院に連れて行くのが大変」「費用が気になる」など様々なお悩みがあると思いますが、
受けるべき理由を解説します。
メリット1:検査結果の蓄積
定期的に健康診断を受けることで、元気な時の状態のデータが蓄積されます。
健康な時の検査結果のデータはとても大切です。
元気な時の傾向をつかんでおくことで、症状が出る前に病気を見つけられるかもしれません。
検査の結果は基準値内でも、以前の検査結果と比較することで変化に気づける場合もあるので、
定期的に検査を受けておくと安心です。
メリット2:病気の早期発見
体調が悪くなって来院した際には、かなり症状が進んでいるという事をよく目にします。
動物たちは言葉で体調の悪さを伝えられず、病気の早期発見が難しいですが、
定期的に健康診断を受けることで、助けられる命がたくさんあります。
病気を治したり、進行を遅らせることで楽しい時間をより長く一緒に過ごせます。
メリット3:費用がお得な場合が多い
多くの場合、普通に検査するよりもお得な価格設定になっています。
フィラリア予防や混合ワクチンとセットになっていることもあるでしょう。
予防と同じくらい、健康診断も重要なイベントです。
お得に検査ができる機会を逃さず、健康を維持できるようにしましょう。
健康診断で気になるポイント
どんな検査をするの?
まずは普段の様子を知るための問診、診察から始まります。
それから身体検査や聴診をして、お預かりになる場合が多いです。
・血液検査
・尿検査
・検便
・レントゲン(腹部・胸部)
・超音波検査
・心電図
など、病院ごとに年齢や費用に合わせた充実度の複数のプランが用意されていることがほとんどです。
どのプランの検査が適しているのか、診察の際に獣医師と相談しましょう。
何歳から必要?頻度は?
若いうちから定期的に健康診断を受けることをおすすめします。
生後5か月頃から避妊・去勢の手術を検討する方が多く、初回は手術前の検査でスクリーニングをして、
以降はフィラリアの検査や混合ワクチンと一緒に検査するなど、時期を決めて定期的に行いましょう。
特にねこちゃんは病院に来るストレスが強い傾向にあるので混合ワクチンと一緒に実施するなど、
来院回数が少なくなるようにしてあげると良いでしょう。
頻度は、若いうちは年に1回、シニア期に入る7歳頃からは年に2回受けると安心です。
時間はどのくらいかかるの?
外来中に完了する場合もあれば、半日入院になる場合もあり、
病院ごとに対応は異なります。
入院になる場合は飼い主様も予定を開けておく必要があるので事前に確認する必要があります。
費用はどのくらい?
検査内容によって様々ですが、血液検査のみで5000円程度、
血液検査にレントゲンや超音波検査がプラスされると10000円~20000円程度、
検査内容によっては30000円以上のプランもあります。
予約が必要な場合もありますので、かかりつけの動物病院にお問い合わせをしてみてください。
結果はいつわかるの?
当日わかるものもあれば、外部機関に委託する場合は結果が出るまでに1週間程度かかります。
結果のお伝え方法も病院やプランによって変わりますので要チェックです。
その場で結果説明があったり、後日郵送するといった病院もあり、対応は様々です。
健康診断を受けるときに気を付けること
予約が必要か
病院やプランによっては予約が必要になります。
予約が必要な場合はお迎えの時間やその場で説明があるかどうかも確認しましょう。
他の予定があった場合に困らないよう、時間に余裕を持てるようにしてください。
絶食
多くの場合、健康診断の当日は絶食での来院をお願いされます。
理由は検査結果に影響が出るからです。
特に血液検査は数値に影響がありますし、腹部の検査はごはんが胃にあると正確な検査ができません。
多頭飼育の場合は、他の子のごはんを食べてしまわないように工夫しましょう。
検体の取り扱い
尿検査や検便がありご自宅で検体を採取した場合、
不適切な保存方法だと検査が正確にできない場合があります。
冬場は常温でも問題ないことが多いですが、夏場は常温だと菌が繁殖するなど結果に影響がでます。
高温多湿を避け、できれば冷蔵庫で保管しておけると良いでしょう。
また、新鮮な状態が望ましいので、前日ではなく当日の朝に採取できるよう工夫してみてください。
まとめ
健康診断はどの年齢であってもとても大切な検査です。
元気だから健康診断は受けなくても大丈夫という事ではありません。
元気な時の状態を知っておくことが病気の早期発見につながります。
動物は人より早く老化がすすみます。
大切なペットとの健康で楽しい毎日を、より長く過ごせるように。
ぜひ定期的に健康診断をうけてみてください。


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